「日本鄭子太極拳研究学会」
2012年 富山合宿



日時:  2012年5月4日(金)〜5月6日(日)

会場: 富山市五番町地区センター 他

講師: 邱秀雄先生(日本鄭子太極拳研究学会)

内容: 鄭子太極拳37式、推手(理論・実技)

今回は指導者を中心とした講習を行いました。

練習風景


推手の授業風景




前列右から2人目が邱先生、左から2人目が富山学習会青木会長


合宿を終えて
今回の富山合宿は、富山空港での小さなハプニングからはじまりました。
会員の方がプラカードを持って邱先生を待っていましたが、なかなか姿が見えません。まだかな?と言ってる時、突如一人が或る老人の所へ走り出しプラカードで出迎えようとした瞬間、あ?っ 顔色が変わりました。人間違いでした。その老人は先程自分も一瞬邱先生と思う程、帽子を被った雰囲気が似ていたのです。邱先生はその後、下西さんと何時ものユッタリとした足どりで私達の前に姿を現しました。
練習は静かに少し緊張した中で型の練習から始まり、次に邱先生がにこにこしながら一人一人を呼び推手の練習が始まりました、時々ドスーンと生徒が壁にとばされる音がして、皆んなその発勁に見とれてしまいました。どこからそんなパワーが出るのか?新ためて太極拳の魅力の一端に触れる思いでした。
その夜は近くの割烹店で邱老師を囲みながら、富山の料理を味わいながら太極談義に華をさかせながら楽しいひと時をすごしました。
今回の合宿は二泊三日で行なわれました。一年に一回、邱老師に直接手を合わせてもらえるメッタにない機会、少しでも自分のものにしたいという意気込みが参加者から伝わってくるのが感じられました。各自何かを感じ取ったと思います。自分自身は小さくなっていた動きが、大きく、おおらかにと言う事で、少しは動ける様になった気がしました。
これからもこの鄭子太極拳の魅力に取り憑かれながら行く事でしょう。
青木拓磨


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